SEO対策の基本は、検索エンジン側に高い評価をしてもらうことです。そのためには、必要になる情報を検索エンジン側に記録してもらって、データとして蓄積してもらわなくてはいけません。しかし、誤解をしてはならないのが全ての情報がプラスに働くわけではないという点です。検索エンジンには、明確な良し悪しの基準が存在します。
ルールを設けて、その中で正しいSEO対策を講じているサイトに対して高い評価を与えるため、方向性の異なるSEO対策をしている場合には逆の結果になってしまうことも珍しくありません。実際に、SEO対策の中には自分のサイトにとって都合の悪いデータを意図的に送らない手法を選択することも可能です。これは、タグを利用して操作できます。タグで特定のページを指定して、その内部のコンテンツの情報を渡さないようにすれば、本来ならばマイナスになる情報であっても全く作用しなくなります。
検索エンジンがこういった対応をとるのは、機械的な判断基準で評価を決めているからに他なりません。検索エンジンは、単純な文字列しか理解することができない現状であるため、その機械的な判断に対して意図的に情報発信をすれば、都合の良い部分だけを評価してもらえます。現実的にも、タグを利用すれば都合の悪い部分だけではなく都合の良い部分を強調的に伝えることも可能です。こういった、サイト内部の対策によってSEO対策の効果を高めることが非常に大切になります。